天気のよい昼下がり、釣りに出かけたのぼる君は綺麗な黒髪のカンナちゃんと出会いました。
「一緒に遊ぼうよ」とのぼる君は言ったのですが・・フト目を離したすきにカンナちゃんはどこかに行ってしまっていました。
しばらくして再会したカンナちゃんは変わり果てた姿になっていました。
綺麗な黒髪が、真っ青な青い色に変わっていたのです。
「その髪・・どうしたの?」と聞くと、逆にカンナちゃんの方がビックリしてしまいました。この髪は誰にも見えないはずだったのです。
のぼる君には、ほかにはない特別な力があるのかもしれない・・。
もしかしたら、私の秘密の話をしても信じてもらえるかもしれない・・、そう思ってカンナちゃんはのぼる君にお願い事をするのでした。