お題目、南妙法蓮華経

障魔の克服と守護、
末法の人々の周囲には、その人を不幸に落とそうとする、あらゆる障魔が存在する。

得たいの知れない地獄、餓鬼、畜生のようなものの幽霊が取り付いて障疑をなしたり、また過去の障りが病魔として表れたり、現在の心の中の迷いが障魔として出て、あらゆる苦痛と不幸が生ずる。
また人間関係の上からの怨憎会苦(おんぞうえく)に悩まされることもある。
しかし、大聖人は、南妙法蓮華経を「獅子吼(く)」と仰せである。
獅子があらゆる獣を恐れないように、信心を強く持ち唱題すれば、あらゆる苦難と障りを消滅し脱却する。これは、妙法受持の人に対し法華経を護る法界の生命、鬼子母神、十羅刹女等が守護するのである。
師走でバタバタしている12月、自分のことでも手一杯。ほかのことなど意識がまわらないかもしれませんが、
本当の幸せを指し示す道として正しき仏法の知識を入れていて欲しいものです。
そして、大変な状況を作り出しているのもまた個人の積み重ねてきた罪障によるもの。
それを振り払うのも、お題目の力です。では、よい花金の夜を。