いつものように浜辺で一人の時間を過ごそうとやってきた和也君。
けれど、その日はさきに女の子が一人、ちょこんと座って小さい声で歌を歌っていたのでした。
和也君は友達と一緒に女の子と遊びはじめました。
女の子は、「カナリア」といいました。
カナリアは和也君に可愛らしい笑顔を向けていたのですが、その目はどこか焦点があっていませんでした。
そのことが和也君は気になってしかたありませんでした。
しばらくして・・ある悲しい事件とともに謎がとけることになったのでした。